京の温所-西陣別邸 改修後の1階と2階の平面図。延べ床面積200平方メートルの建物なので、大人8人がゆっくり泊まれる。道路側にRC造2階建ての建物が建っていたが、町並み保全のために解体して来客用の駐車場とした。門型にも古瓦を載せている。門に埋め込まれた控えめなサイン。ロゴタイプは望月通陽氏による。庭に面したゲスト用に選ばれた本のあるラウンジ。オリジナルの通り土間を復活させた土間は食堂として使われる。二間続きの座敷は品格のある既存の雰囲気を可能な限り残している。高野槙の浴槽を備えた大きな浴室。ガラスはスイッチで瞬時に曇りガラス状に変えることができる。2階ツインベッドの寝室。ヘッドボードはミナペルホネンのファブリックで仕上げている。吹き抜けの梁と貫板の美しい構成を抽象絵画に見立て、額縁をはめて鑑賞するようにしている。思わずため息の出る吹き抜けのダイナミックな構成。2階の読書室から土間の食堂を見下ろす。左手にキッチンがある。庭側からの夜景。軒先を水平に一文字に通してくれたのは棟梁の手柄。 この現場でも大工を筆頭に京都の職人衆の腕の良さに感服。 Back